もしかして見学会ってムダだった?

 ……。

 一応,ウチの大学の安積高校OB・OG会「東京大学桑野会」発起人として言うんだけどさ(大した活動していないけれど。そのうち懇親会やりましょう。ってかML入ってください>OB・OG各位)
 百数十人とかのレベルで見学会をするようになって5年が経ったが,この結果は想定の範囲外。合格者が少ないのはもちろん,そもそも志願者が少なかったとしたらものすごく悲しいな。いや,確かに見学というのは,可能性を切る(つまり大学を評価した上で,別の選択をする)ため使ってもいいんだけれど。でも,ウチの魅力を上手く伝えられなかったとしたら,偏に私の責任だ*1
 想定外なのは,この結果↓。

 福島民友新聞社が10日、県内各高校のデータを元に集計(速報)した東大の高校別合格者数は、福島4人(うち既卒2人)、会津4人(同1人)、磐城2人(同2人)。合格者1人は橘(既卒)、安積、郡山、白河、いわき秀英(同)。 (福島民友2008年3月11日付より)

 新たな安高OB(かOGか知らんけど)の後輩は1人(判明分)。
 そして郡山高校(現役1=S1)については,これまでは県中学区における,安積・安積黎明に次ぐ高校だと認識していたが,少なくとも受験界のひとつの指標・東大合格者数では,安積に並んだことを確認した。


 安積は去年頑張り過ぎて(合格者7),浪人する人が少なかったってこと?(適当な分析。というかマジメに分析したくない)。いや,差の6なんて,全国的な進学校の皆様から見たら誤差の範囲なんだろうけれどさ,F県にとっては切実なのよ。

 将来の全県一学区制移行後,環境の観点から安積が筆頭高校になるだろうという予想は,ここに来て不透明に。環境に胡坐をかいていてはいけないという好例か。
 環境が良過ぎるのは考え物ということは,やっぱり見学は,来たいと思った人が個人的に来るのがいいというのだろうか,たとえ上野から本郷までで迷子になって1時間半掛かったとしても*2

*1:見学会の構造的な問題=案内学生が見学生徒に比べて少なすぎるので,満足な説明が難しいという問題が改善できていないのも事実だが。

*2:忘れもしない某年5月3日にやらかした田舎者がいるという。